エクレルの皆さま、こんにちは。
石原政樹です。
前回の「にぎ」さんの
体験談解説でも触れましたが、
このところ、「負」のエネルギー
をしっかりと実感するという課題が
出ています。
「とほかみえみため」で、
現実的、つまり「正」の世界
の願いが叶うという前提で、
さらに奥にある真髄を
掴む段階に来たという
ことです。
皆さまが日々
「とほかみえみため」を唱え、
階層を上げられた結果として
次の段階を顕す時期に来た
とも言えるでしょう。
それは「とほかみえみため」を
唱えるだけではなく、その際の
意識のありようを見直すという
段階です。
あくまでも現実的な
幸せのみを目的として、
「とほかみえみため」
を唱えた場合、
現実的な願いが叶ったとしても、
それが本当の意味での
永続的な幸せか?という
疑問があります。
物質的な欲求は
キリがありません。
地位も名誉も富も
どこまでも欲しくなる。
それが人間の性です。
また自分自身が満たされると
いわゆる増上慢に陥り、
意識進化の道から外れてしまう
こともありえます。
負のエネルギーは、
それと対極の世界であり、
実践としては
遠津御祖神を
鎮魂するということ。
あるいは、8月にメルマガで
書かせていただいたように
たとえば戦没者を鎮魂する、
それが負のエネルギーを
実感する近道になるのです。
これは、自身の幸せが
背景にありながら、その上で
連綿と命を繋ぎ、
自分をこの世に送り出して
くださったご先祖さま、
あるいは国を支えてくれた英霊達。
それらの存在に想いを馳せ、
鎮魂するという意志を持って
「とほかみえみため」を
唱えることにより、
本当の意味での負の領域への、
アクセスが始まります。
正の世界はあくまでも
相対の世界であり、
絶えず周囲との比較が
生じてきます。
たとえば、
神話の解釈ひとつとっても
正しいとか間違っているとか
闘争が繰り広げられています。
過去のデータから見ると
正解の候補がいくつか
あるとして
その、いくつもの答えを
作っている大元の世界、
それらが形になる前の世界、
そこに踏み込めるのが
まさに負の世界であり、
負の世界が形を超え、
欲得を超えているが故に、
個人や社会を、
正しく導く情報の源にもなると
いうことになります。
また、負のエネルギーを感得
するようになると、
その負のエネルギーからくる
無形の喜びを得られます。
私たちを支えてくれた
ご先祖や英霊に対する鎮魂などは
大きな悲しみと喜びが矛盾なく
統合され、真の喜びが漲ってくる
世界です。
現実的な幸せも
もちろん大切ですが
皆さまの意識進化に伴い、
負のエネルギーの世界を通して、
「とほかみえみため」の
素晴らしさをお伝えできればと
思います。