皆さんこんにちは。
石原政樹です。
私たちは日々、
様々な世俗的な概念の
影響を受けて生きています。
そのような環境に
身を置きながら
新しい概念を受け入れ、
進化するためには
自分にこびりついている
「概念に対する古い観念」
を祓い清めることが
大切です。
例えば私がこの道を
学び始めたときに、
第五階層の「神」と
いうものが、いわゆる人格神
ではなく、「意志」エネルギー
であると聞いて
非常に新鮮な思いと同時に
違和感も覚えました。
今なら、
意志という
言葉に対する
古い定義が
私の中にへばり
ついていたからだと
理解できるのですが、
その頃の、私の「意志」とは
苦しい思いをして、
弱い自分に打ち勝ち、
徐々に業績をあげていく
何かの資格受験に合格する
スポーツの試合で勝利する
という、
いわば積み上げ型の意志。
しかし「同時共時」という
言葉があるように、
意志、それも公の意志は、
池の真ん中に石を投げると
周囲360度に波紋が拡がって
いくように
意図しないことまで、
解決していく「神業」
そのものである。
一般的な積み上げ方の意志とは
まったく違うことを知りました。
このように、私たちは
一つ一つの概念に、
今までの経験からくる
思い込みがへばりついて
います。
例えば「倫理」。
これも一般的な認識だと、
学校の授業で習った道徳倫理の
ような、一般的な良いこと、
悪いことで止まりがちです。
無論その要素もありますが、
神を掴むための倫理とは、
遠津御祖神から最終的には
別天津神より送られてくる、
対称性通信によって
成り立つものです。
ですからその時代の
善悪観に捉われません。
時代の善悪というものは
時として大きな誤謬を
生みます。
例えばチベット仏教は高度で
素晴らしい教えではありますが、
善に囚われ中国の侵攻をゆるし、
600万ともいわれる自国の民の
虐殺に対して無力でした。
優れた霊性をもった
アボリジニの人たち、
米国ネイティブインディアン、
インカの民。
彼らも西洋の文明に
圧倒的な勢いで侵食され
虐殺されてしまったという
悲しい歴史があります。
場合によりますが、
理不尽な暴力に対して、
毅然と立ち向かう。
倒すか、倒されるかの
勝負も辞さない、という
荒魂的な働きもないと
今の時代を乗り越える
ことはできません。
とほかみえみための源である
「おみち」にはその「おはたらき」
があるからこそ、混迷の時代を
乗り越えるための道に
なるわけです。
私たちが伝統的な秘行を
日々実践しながら、一方で
一筋縄ではいかない、事業の
世界においても成果をあげ、
継続することができる。
さらに様々な方面への寄付や
援助ができるのは、そのポイントを
しっかり押さえているからに
他なりません。
これから、ラボラトリオ(株)
を中心としてさらなる新しい概念
を提供していきますが、
旧来の自分自身の
考えでそれを捉えてしまうと、
遠回りをすることになります。
初めてこの概念に接すると
「5次元」とか、「五階層」
「遠津御祖神の対称性通信」と
いわれてもピンとこない。
そんな認知不協和がおきます。
私も経験しましたが、
新しい概念を与えられると、
それまで慣れ親しんだ
心地良い世界から引き離されるため、
ある種の不快感が生じます。
不快感を感じた時に
それを祓うと一気に進化します。
そして改めて鎮魂し、
意志を発動する。
この意志こそ、第五階層の
エネルギーです。
そして意志の発動を妨げる
大きな要因のひとつに情緒
があります。
それを解消するには、
日々出てくる様々な情緒に
細かく気づきつつ祓い、鎮魂し、
意志を発する。
オンラインサロン「みえます」の
「感情マスタープログラム」も、
情緒の波を解消するためのものです。
それらを通して
網羅の訓練をしながら、
祓い鎮魂を行っていく。
なぜ私たちが大きなセミナーを
6年以上やってきたのか?
それは多くの角度から
概念の網羅が必要だからです。
概念を網羅し祓うと閉塞した世界が
ぶち壊れ、新たな地平が
開けます。
まだまだ奥は深いです。
ぜひ今後とも、学びをともにして
いただければと思います。