こんにちは、石原政樹です。
「決めたら、そうなる」
ことがこれからの科学になる。
そのように私たちは考えています。
今回は、その決める、
意志の方向性のお話です。
皆さんは
「一生懸命やったのに、
報われない」
という経験をされたことは
ないでしょうか。
私は、よくありました。
「努力の空回り」とでも
言うのでしょうか。
原因は意志する方向が
定まっていないことでした。
特に人生やビジネスのように
含まれている情報がたくさん
ある中で、正確に方向を
選択するには全体の網羅が
欠かせません。
全体を網羅するとは、
その意志のベクトルを
働かせる土台である
内側の精神的な情報、
家庭的な状況、
社会的な情報等、
あらゆるものを含みます。
「体・情・魂・霊・神」
の五階層は網羅の必須項目です。
例えばナチスをつくった
ヒトラーのように、当初は
第一次世界大戦でハイパー
インフレにあえぐドイツの国民
を救おうという意志があっても、
それが全人類の平和や幸せ
ではなく、ドイツ国民、
ゲルマン民族の繁栄のみを
考えたことで、どんどんその判断
が狂っていき、
当初の望みすら叶えられる
ことなく、多くの人々を悲惨な
死に追いやり、自らも
滅んでいきました。
例えば、もっと身近なところで
自分自身で事業を
立ち上げるとして、
たまごっち(古い??)を
作って成功する人は
まずいないでしょう。
社会のトレンドを見誤ると、
またそこで、余計な負担を
背負うことになります。
コロナウイルスにより
世界中でマスクが不足し、
元々マスクを製造・供給している
会社は大きな売上を出しました。
けれども、コロナ以前は、
マスクが飛ぶように売れる
状況ではありませんでした。
今zoomの株価が一気に
上昇したり、Netflixの株が
創業当初の50倍に
跳ね上がっていますが、
これもある意味トレンドの
為せる技であると言えます。
このように、コロナ騒ぎで
思わぬ利益を得た企業も個人も
いますが、
この利益を公のために、
どのように使うかを網羅して
いかなければ、その富が
次の不幸を生むということも
十分にあり得ます。
本当の意味での
意志のベクトル、
皆が幸せになるための
意志のベクトルを考える場合、
「絶対論理」で観ることが大切です。
つまりどこから見ても
非のうちどころがなく、
皆が幸せになる道です。
(いま不完全なように見えても)
確実に万民の幸せに向けて
進化していける道、そこを
絶えず模索し、網羅していく。
その中で自分も豊かになり、
皆も豊かになる道を意志する
ことが大切です。
その時往々にして邪魔になる
のが、過去の成功体験。
偏った成功体験や特定の習慣に対する執着です。
たとえば、事業を成功させ、
多くの資産を手にしたとして、
そのやり方は未来永劫、有効でしょうか?
インターネットショッピングが
始まった頃、インターネットは
信用できないとか、ネットの拡散
成長には限界があるとか
言われていました。
結果的にインターネットは大流行し、
Amazonの物流システムや、
今回のコロナ騒動で、
マーケットの状況はすっかり
変わりました。
昔の覇者は今の敗者と
なりつつあります。
古いやり方、古い考えに
固執しない企業や個人は、
軽やかに進化して行けるのです。
そのために必要なのは、
絶えず祓い続ける事。
祓いの概念を知り、
実践しているかどうかです。
「とほかみえみため」はもっとも
簡単な祓いの実践になります。
網羅し、進化していく過程では、
過去の成功体験が必ず邪魔してきます。
では邪魔されたら、どうするか??
その時は「古いものを捨てられない」
その心も含めて祓います。
すると新しい道が見えてきます。
祓いに巡り合い、祓いの本当の意味
を知り実践できる人は稀ですが、
私たちは真に稀有な機会を
得ています。
祓った瞬間の心の寂しさを
支えてくれるのは、
必ずみんなで幸せになる、
という強い意志。
それこそが公に対する意志の
働きになります。
そして、ご先祖と繋がることや、
五魂が遊離しそうになった時、
それをおさめてくれる
鎮魂も強力なツールとなります。
「とほかみえみため」は、その
鎮魂の効果も大です。
日々、「とほかみえみため」を唱えて、
本当の意味で縁ある人々が
幸せになる公の道を
楽しみましょう^ ^