厳密に言えば、物質は概念としてのみ
存在する。
量子物理学関連も
このような表現が増えていますね。
かつて「何もない場」とされていた
真空には、「情報」というエネルギー
が充満しています。
言い換えれば、宇宙全体が
「インフォメーション・フィールド」
=「情報場」である・・ということです。
たとえば、言った「こと」は実際の「事」
になる、と科学で認められつつありますが、
これは万葉集の大伴家持が
言霊を「事霊」と記した世界です。
「とほかみアカデミー言霊ことはじめ」
でお話ししたように、
疫病、天災、戦争に翻弄された
古代の人々にとって、言葉は
言葉以上の存在でした。
それは薬であり、人生を
照らす灯りでした。
今、内面に向き合う機会が増え、
改めて薬としての言葉が求め
られている。
そのような気がします。
まさに体で実感する、世界です。
そして実感するベースは、やはり、
とほかみえみため、祓い・鎮魂・
言霊にあります。
薬として、はたらくのは
怠らず唱えた「とほかみえみため」
が言葉から結びをおこす言霊と
化した時。
言霊と化した「とほかみえみため」は
まさに霊薬となり、健全な心と身体に
結びを起こす薬効が働きます。
それにより、歳をとればとるほど
様々な出来事や悩みでとっ散らかって
いく人生が、逆に統合の充実感が
増していく人生に。
人生百年時代と言われる今、
最も価値あることは、長い人生の中で
絶対的な心身の健康を得て、物心共に
満たされることではないでしょうか。
言霊という神の霊薬によって、それが
可能になります。
自分も癒され人も癒せる薬です。
楽しみながら
「とほかみえみため」を実践
していきたいですね。