慢心しない

内容


こんにちは。
阿蘇安彦です。

先週は、「逆吉」について、
書かせていただきました。

たくさんのコメントを
ありがとうございます。

いくつかのコメントを
紹介いたします。

=====

恐怖を抑え込むとか
がんと闘うとか
ふつう一般的には
好ましくない物事に対しては徹底的に
排除すると発想してしまいがちですが
白川神道の教えでは、
どのような災いや罪穢れも、
神に変え、祓い清めるのですね。
この世の中どこを探しても
そのような技は
聞いたことありませんでした。
すごいですね。
白川の教えというものは。
今朝3歳の息子を保育園に送る車の中で
息子が突然【とほかみえみため】を唱え始めました。
2人で楽しくとほかみえみためを唱え続けました。
平和なひと時でした。
息子といるといつも
中今に連れ戻してもらえます。
子どもってすごいです。
今日も貴重な情報共有ありがとうございました。

=====

いつも楽しみに拝読させて頂いております。
神道の精神と技はなんと素晴らしいことでしょう。
今 その世界に身を置く私たちは安らかです。
全ての人々がその境地になれます事を希望します。

=====

いつも素敵なお話をありがとうございます。
白川神道の教えに出会う前と後の変化を振り返っていました。
とほかみえみためを知らない方々は、この国難の時、
どれだけ恐怖やストレスにさらされるのだろうと慮ると、
まるで以前の自分を見るようでした。
どんな災いや罪穢れも、神に変えてしまう概念と技が
神道の教えとして伝承されていること、
そして届けて頂けたこと、数々の親切の連鎖に感謝ばかりです。
とほかみえみためを唱え、まわりにも伝え、いざ逆吉!

=====

素晴らしいですね!

白川の教えは基本的に口伝であり、
教典の類は残されていません。

そのため、「これをしたらダメ」
というのは明文化されていませんが、
唯一、「慢心しない」ことが、
大切な在り方として伝承されています。

先日、「慢心」について、
七沢先生のお話しがありました。

以下、要約いたします。

〜〜〜〜〜〜〜

慢心は、
心が一つの情緒や感情で、
満たされて、
それに囚われている姿だと
思うんですけどね。

本来、心は瞬間に、
コロコロ巡っていく、あるいは
移って、次に動いていく特徴があります。

人間というのは、
「神」、「魔」、「人」、「獣」
の世界を瞬間に
回っているというんですかね。

「省みる」、「自覚に立つ」、
というようなことが出来ていると、
そんなに慢心というようなことには
ならないものではないのかなと。

自分がずっと、
一つの神をずっと迎えている
というようなことは、やっぱり、
それがいわゆる、白川で言う
「慢心」ということになるんですね。

先祖に関しては、自分自身が、
生きた先祖でもあるから、
それはそれで、一体で良いと
言っているわけです。

要は、白川の場合は、神というものに、
自分からこの神様いいなと
思って憑依するという場合に、
慢心が起こるのではないかと。

〜〜〜ここまで〜〜〜

一般的に「慢心」とは、
「驕り高ぶること」という意味だけに
捉えられているかもしれません。

しかし、自分を卑下し続けることも、
「卑下慢(ひげまん)」と言い、
「慢心」に当たるといいます。

さらには、
特定の「神」に執着し、
一体となり続けることも
「慢心」となり得るのです。

これは、自分自身に対してもそうですし、
そのような方に巻き込まれないように
注意する必要があります。

日々、慢心しないで生きるということは、
「満足することなく、常に新しい創造する」
ということもできるのではないでしょうか。

とほかみのネットワークでは、
お互い慢心することなく、
共に創造を楽しむ仲間でありましょう。

それでは、
素晴らしい一日をお過ごしください。

阿蘇 安彦

ABOUT US

neten株式会社研究員

空手の指導員、フィットネスインストラクター、貿易業、フラワーエッセンスの輸入販売、生体情報測定機器及び水の研究・開発・販売などを経て、七沢研究所へ。
「生命(イノチ)の可能性を最大限に発揮させる」をテーマに、「水とエネルギー」の研究及びに、「祓い・鎮魂・言霊」の普及活動を行っている。

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31 件のコメント

  • 深い話ですね。
    意識して冷静にいまを生きるっと
    言う事でしょうか。
    私は卑下慢で慢心。
    慢心なのですね。
    教えて頂きありがとうございます。
    満足する事なく、常に新しい創造をする。
    新しい日々に感謝しながら
    怯える事なく、ご先祖さまあっての私。
    ありがとうございます。
    感謝します。

  • おはようございます♪
    一つのことに囚われるとそこから抜け出せなくなっていることに気づかないままその考えの中で行動してしまいます。
    クリシュナ・ムルティのようにどの瞬間も新鮮な感覚を持つことができれば、それが中今を生きるということであり、中今の自分こそが真実であり、そこからの創造は豊かなものだと思います。

  • 「卑下慢」という言葉を初めて知りました。
    日本人に多いといわれる、「謙虚さ」というのは好ましい性質だと思いますが、
    謙虚さも行き過ぎると「卑下慢」になるのかもしれませんね。
    自信がなくて卑下しがちな私自身に言い聞かせたい言葉だと思いました。
    ありがとうございます。

  • 毎日鎮魂は続けているものの雑念だらけの自分を卑下していました。
    淡々と続けることに集中したいと思います。

  • 阿蘇安彦さま♪
    いつもありがとうございます。

    《卑下慢》
    初めて知りました。
    自分を卑下することで慢心する、
    御先祖様にも、もうしわけないと思いました。

    《慢心》
    一つのことに集中し、執着していたのに、
    途中でやめたり、
    気持ちが次に移ったり、
    そんな変わる心を責める時があります。

    《一つの神をずっと抑えている》
    《神というものに、
    自分からこの神様いいなと
    思って憑依するという場合に、
    慢心が起こるのではないか、》
    《人間というのは、
    「神」、「魔」、「人」、「獣」
    の世界を瞬間に
    回っているというんですかね。 》

    という例え話がとてもよかったです。
    自分を許せました。
    ありがとうございました。

  • いつもありがとうございます。
    いろんな情報がありますが、この場はとても透明な感じがします。
    常にこうして触れられることに感謝です。
    ありがとうございます。

  • いつも、素晴らしいコラムを、ありがとうございます。
    慢心について、新しい概念でした。ちょっと、ビックリです。コロコロ変わるのが自然なんですね。
    とても深いです。

  • 先週の逆吉、今週の慢心、両方について学びを深めることができました。
    今、身近では不安や恐怖に翻弄されるだけの人、
    その不安や恐怖と向き合って何とかしようと試みている人、様々です。

    この人たちに「とほかみえみため」を伝えられたらな~と思っています。

    先週の逆吉の回でもお伝え頂いたように、
    わざわいを起こす働き「禍津」を
    言霊のちからで「禍津日」という神に変えて瞬時に祓う

    という概念を誰もが知っていたら、
    こんなに世の中が混乱していないでしょうね。

    だからこそ、とほかみえみためを知っている自分が
    1人でも多くにこの概念を伝えていく必要があるなと思います。

    日々慢心していないかどうかも
    客観視しながら中今に生きたいと思います。

    いつもありがとうございます。

  • とある小説の言葉を思い出しました。「菩薩は民を救いたいというただ一つの願いで満たされた者。魔性に昇華した少女は、ただただ一目好きな人に会いたいという思い一色で満たされていた。どちらも一つの闇に満たされていた。だとしたら、闇は優しくて深い。誰かを憎む気持ちなんぞは、一時の夕立に過ぎず、闇にははるかに及ばない」というような事が書いてあったと思います。

    長い執着は慢心なのかも知れないですね。一瞬一瞬心が変わることも、定まらないような感じもします。
    どちらも良い所もあれば悪い所もありで、それもまた人によって変わってくるのでしょう。
    だからみんなで一つのことに向かうことはできないし、それでもいいのでしょう、
    ただ、行き過ぎたことをすると大きな反動であるしっぺ返しが来る、という感じですね。

    これから先、独裁や分断が進んで戦争になるのか、地方分権が進んで生きやすくなるのか、
    世界がどうなるか分かりませんが、非常にわくわくするものがあります。

  • 慢心こそ、空に溜まる汚れかな!祓い難い最たるかな!