ご先祖は、一言主神!?

その他

皆さん、こんにちは。
浅子雄一郎です。

先日、何気なくTVをつけたら
『日本人のおなまえっ!』という
全国の珍しいお名前を紹介する
番組が、NHKでやっていました。

皆さんは、ご存知ですか?

「スゴすぎるレア苗字」

として、いろいろな珍しい
苗字が紹介されていました。

私もだいぶ珍しい苗字ですので
ひょっとしたら紹介されるかもと
ワクワクして観ていましたら

おや!?と、気になる苗字が。

「とほかみえみため」を唱える
私たちにとって、見過ごすことの
できないお名前です。

「とほかみさん」

ではないですよ(笑)

それは・・

「一言さん」

という方でした。

それも、「いちげん」などではなく
「ひとこと」と読む
というではないですか。

この「一言(ひとこと)」には
どんなストーリーが詰まっている
のだろうと、俄然、ワクワクが
そちらに傾きました。

「とほかみえみため」という
言霊を唱えさせていただいている
身として、気になるところですよね。

なんでも、この苗字のせいで
会社の飲み会の席で上司から

「では、最後に一言君から
一言いただこうか!」

と、無茶振りをされることが
あるとか^^;

ご先祖が「古事記」に登場する
一言主神(ヒトコトヌシノカミ)
と何か関係があったのではないかと
ご自身でも由来が気になっていたそうです。

そこで、番組の調査の中で
この一言主神を祀る神社の
神主さんに当たってみたところ
面白い答えが返ってきました。

神主さんによれば
「一言」という苗字の人は
昔、村の役人である「庄屋」を
していた家系だったとのこと。

「庄屋」とは、いったい
何をしていた人だったのかといいますと

番組ではおもに、農民からの
年貢の徴収などを取り上げていましたが

調べてみるほど、その仕事の内容は
ものすごく多岐にわたっていることが
分かります。

たとえば、年貢の徴収のほか
戸籍の管理を担当したり
役所からの命令を村人に伝え
これを守らせたり。

また、災害が起これば対応にあたり
土地の境界争いから家庭内のトラブルまで
もめごとの調停も担っていたそうです。

その他にも、数えきれないほどの
細々とした仕事を抱えていたという
庄屋の姿から見えてくるのは

農民と上官の間に立って
「言葉」によって、諸々の事象を
円滑に運ぶ仕事をしていたこと。

実際、いろいろな立場の人と
関わることの多かった庄屋は

「言葉一つで人が動き、経済が動く。」

つまり、言葉が世界を動かしていることを
腹の底から実感していたがために
言葉を非常に大切にしていたといいます。

それによって
一言主神を崇敬するようになった
のではないか(=「一言さんの由来」)
という、神主さんのお話でした。

「力をも入れずして
天地(あめつち)を動かす」

そんな言葉を唱える私たちにとって
とても示唆に富んでいるエピソード
ではないでしょうか。

「とほかみえみため」という
一言を知っている私たちは

まさにこの庄屋が実感していたことを
最もスピーディーに

時に劇的に、奇跡的に実感できる術を
持ち合わせているといえます。

今を生きる私たちは
「とほかみえみため」という一言で
言葉の力というものを証明していく
時に立たせていただいている。

そんなことを感じました。

ちなみに、この番組は
いつも見ているものではなく
普段あまりつけないTVを
つけたときにやっていたものです。

皆さんにお伝えする意味があって
観ることになったのかなと思い、
今回、お届けさせていただきました。

「とほかみえみため」を唱えていると
このように、その意味やメッセージに
後から気がつくこと、ありませんか?

もし今、何かつらい出来事に
見舞われていたとしても

「ここに導かれていたのか」

と、後から気がつくものです。

出来事そのものに
一喜一憂せず

一言一言の言葉と
「とほかみえみため」を通して
この世界を動かしている大元の一点を
掴んでいくようにしたいですね。

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ABOUT US

neten株式会社/ラボラトリオ株式会社研究員
早稲田大学教育学部卒。
ヴィパッサナー瞑想からマントラを使った瞑想など様々な瞑想法を経て、白川学館の門を叩く。
言霊の叡智を装置化したロゴストロンの信号で、それまでの瞑想の体感が一変。この体験に衝撃を受け、800年間宮中祭祀を司ってきた白川伯王家伝承の「おみち」を生涯実践することを心に決める。
祓い、鎮魂、言霊を実践しながら、自らが世界の人々と「おみち」との結び手となるべく、日々奮闘中。

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4 件のコメント

  • 浅子さん、本日のコラム、私にとってもタイムリーです!!

    友人の一言でこの3日、思案中です。
    友人には「信頼できない。自分の気持ちの整理が付いたら連絡する」…と啖呵を切りました。

    とほかみえみためを唱えている身でありながら、越えられない自分なんだ…と思いつつ。

    祖母の実家は庄屋だったと聞いたことがあります。
    大事な役目をしていたという先祖がありながら子孫の私が、自分の事ですら解決出来ないなんて!
    祓い鎮魂が足りませんです。

    浅子さん、ありがとうございます。

  • とても、学びの深いお話でした。本当にそうですね。「力をも入れずして天地を動かす」のが言葉→言霊 の持つ力ですね。一言の大切さ、一音の響きの力が全てをつくると確信いたします。その意思を置いて「とほかみえみため」を唱え続けます。ツイートをするのですが、まさに、一言=一元かとの思いでツイートの発信をしています。とほかみの和(輪)が日本を守り、日本人を、ひいては人類を守ります。良いお話をしていただき感謝申し上げます。有難うございます。一つ賢くなりました。とほかみえみため とほかみえみためとほ
    PS. 私の名前の「千明」本当は「大明→ひろあき」と決まっていたそうです。!然し生まれたら女の子だったので大→千としてつけたと聞きました。必ず「明」はつけると決めていたそうです。私はこの「明」と言う文字が好きです!アマテラス、ツクヨミのある意味二項一元を感じ、其処に千という千代八千代の無窮の広がりを見るからです。

  • 今朝は一気に面白くて読ませて頂きました。

    ふと付けたTVで…名前…の事…暇なのかな?と言う話題ではなく…レア苗字…一言「ひとこと」さんと呼ぶ
    事から庄屋さんのお仕事にまつわる下りは大変!興味深く…そんなストーリーがあったという事事態まで遡ると本当に興味深く言葉には…ことたまがこもってるのだなぁ〜と思いました。

    とほかみえみため
    もそんな深いプロセスを馳せずチカラ入れずに唱えることで……宇宙に物凄いスピードで届く…言霊…を
    知ってしまって…使って行けるなんて…なんだか凄いと感じてしまった。

    言霊…日本語のひらがなに秘めた言葉の周波数が
    インターネットのEASYロゴスTRONに載せられて
    宇宙へ届くなど想いをいっぱい馳せて居るだけで感無量な気持ちがしました。

    本日も真っ先に…とほかみえみため…発音ミクの40回のロゴスバージョンに合わせて唱えて見ました…

    言霊…ネットで広まる悪い言霊に影響されないように
    常に良い周波数の波動の言霊を使いたいものだと改めて意識させられました。

  • とほかみえみため。
    一言主神の歴史は面白いですね。

    今調べているのが、50音、50神です。
    資料でpdfをいただきました。
    どの音(あ〜ん)になりますか?

    50音にはないですか?
    50神の読み方、働き、も知りたいです。

    あいうえお→
    あおうえい。

    この並びの違いも教えていただきたいです。
    とほかみえみため。