こんにちは。大野靖志です。
今日は進化の方向性について
お話ししたいと思います。
普通は進化というと、
新しい知識を得るとか、
何かを積み重ねるといった
ことを考えます。
ところが、
「とほかみ」が目指す進化の道は、
そうした流れにありません。
ベクトルでいうと逆の向きです。
何かを集めたり蓄積したりする方向の
ベクトルではなく、
逆にこれまで集めたものを捨てる方向の
ベクトルです。
なぜなら「とほかみえみため」は、
そもそも祓詞(はらいことば)であり、
皆さんの中に蓄積された知識や
記憶を消すための言葉だからです。
それができて初めて
私たちの心は透明に近づき、
その透明度が私たちを
遠津御祖神につなげてくれるのです。
心が透明でないと
どんな神ともつながれません。
つまり、これまでのベクトルの
正反対ということですね。
集めるのではなく、
捨てるということ。
そう。
逆ベクトルで進化するのが、
「とほかみ」の道です。
捨てることで、
神の世界にワープするのです。
これまでのベクトルでは、
自我を強化するだけで、
いつまで経っても
神につながることはありません。(了)