皆さん、こんにちは!
石原政樹です。
今回は前回ご紹介した、
カミ(神)
キミ(君)
オミ(臣)
タミ(民)
イミ(忌)
という階層についてお話しします。
少しカタい内容ですが、ついてきてくださいね♪
各階層の関連性ですが、順序としてカミ(神)のはたらきを、キミ(君)が受け取り、オミ(臣)に降ろし、オミがタミ(民)に施行して、
政治が成り立ちます。
その過程で生じた穢れを吹き送る役割がイミ(忌)ということになります。
上記の理由から、祭祀を司る神祇官が政治を司る太政官の上にあったのは当然のことでした。
カミのはたらきを迎えるキミとしては、祓い清めがとても大切になります。
それは言い方を変えるとカミを迎えるための「器」を作るということです。
カミを迎える器を作るので、白川伯家神道は「器教」とも呼ばれます。
器を作るために徹底的な祓い清めを行います。
白川が「祓いにはじまり、祓いに終わる」と言われる所以です。
その際奏上されたのが「とほかみえみため」でした。