エクレルにてコラムを執筆している講師陣の過去や、
netenグループとの出会いに迫る『インタビュー企画:浅子さん』の後編です。
まだ、前編をご覧になっていない方はコチラからご覧ください。
後半となる今回は、浅子さんとnetenグループとの出逢いに迫ります!
講師=浅子さん
インタビュアー=平井
浅子さんインタビュー【後編】
浅子:そうなんですよ。
一番初めに大島さんにお会いしたのは、瞑想教室なんですね。
今でも鮮明に覚えています。
平井:それは、浅子さんがサポートをしていた瞑想教室でしょうか
浅子:はい、私がサポートしていた教室です。
ただ、その時はまだスタッフではなく、大島さんも私も生徒として参加していた時ですね。
そのときの大島さんは、ビジネスもバリバリされていて、本当にもう「一廉(ひとかど)の人だな」っていう雰囲気が凄い出ていました。
平井:おお〜、そのときの大島さんにも会ってみたかったですね。笑
浅子:それが初めての出会いでして、その数年後に白川のご修行の場で大島さんと再会することになるんですよ。
私の初めてのご修行で、「審神者(さにわ)」っていうんですけど、一番最初に講師役を務めてくださったのが大島さんだったんです。
平井:えっ!そんなことが!
浅子:ご修行で、いざ大島さんと向かい合わせになったとき「あれ、この人どこかで見たことあるな」と。
少し時間が経って「あっ」と思って、瞑想教室で出会った大島さんだったことに気づくんですね。
うわーっと思ってビックリして、ご修行が終わった後に大島さんに、「ひょっとして大島さんですか」って声をかけたら、「そうですよ」ってなって。
初めての出会いから数年経って、白川のご修行の場で再会するという不思議な体験でした。
平井:白川のご修行で数年ぶりに再会するなんて、思いもよらないですよね。
浅子:ほんとですよね。
でもそれよりも驚いたのは、大島さんの変化です。
瞑想教室で出会った時の大島さんと、白川で祓い、鎮魂、言霊の学びをされた大島さんが全く違っていて。
実は最初、大島さんだってすぐにはわからなかったんですよ。
それくらい変わっていたんです。
平井:そんなに変化していたんですか!
浅子:瞑想教室で出会った時は、ビジネスをバリバリされていてオーラも発していたので、ちょっと接しづらい印象があったんですね。
でも、白川で会った大島さんは、みなさんご存知の通り、話しやすい、接しやすい大島さんだった。
人間味と優しさが溢れ出ていると言いますか、「生身の」といったら変ですが、素の大島さんを生きていらっしゃるなって思ったんですね。
平井:へぇ〜。面白い!
浅子:そこで「祓い」「鎮魂」「言霊」「ご修行」って、こんなにすごいんだ!って思ったんですよね。
こんなにも変わることができるんだって。
それも、自分がずっと願っていた「素」を体現されている。
その姿から、白川の「おみち」の悠久の歴史であったり、その凄味みたいなものが一気に迫ってきて。
静かだけど、確かな感動。これが私の「祓い」「鎮魂」「言霊」「ご修行」の最初の印象であり、この学びに全てをかけていこうと思った原点なんですよね。
平井:衝撃的なエピソードですね。
その衝撃的な再会で、「この学びはすごい!」と思ってすぐに研究所に参画されたのですか?
浅子:netenであり、白川との出会いのきっかけから話すと、また遡るのですが・・・
瞑想を習慣にしていた当時、仏教的な悟りの境地にダイレクトに入る、ある種、究極的な瞑想をしていたんですよ。
平井:それはまたスゴイですね。
浅子:そんな瞑想をしていたある日、ふと思ったんです。
なぜかはわからないのですが、「自分がやっていることはインド由来のものであって、この日本に究極の教えがあるんじゃないか」と思ったんですよ。
本当に、ふと思ったんですね。
そして気づいたら、パソコンを開いて探し始めていたんです。
何かあるはずだと。
それで、検索に検索を重ねて、2つの言葉に辿り着いたんです。
1つが「白川」であり、もう1つが「七沢賢治」というワードでした。
平井:おお、鳥肌立ちますね。
浅子:かつて天皇家をお支えしていた白川神道が七沢賢治という方に継承されていることを知るわけです。
でもそのときは、七沢賢治という人はいわゆる一般の人が会えない皇室にお仕えしている方と思っていました。
「そりゃそうだよな、やっぱり究極的な教えは秘されているものだよな」と思って、そこで諦めてパソコンを閉じたんですね。
それでまた、瞑想の世界に戻るんですよ。
平井:大島さんとの再会もそうですが、本当に神秘的といいますか、不思議な体験をされていますね。
でも、まだ研究所には参画しないわけですね。
浅子:そうですね。
「白川」「七沢賢治」というワードを知った1年後くらいだと思うのですが、地元で喫茶店を営むマスターから「ジャズの演奏会があるから来ないか?」って誘われたんですよ。
それで行ってみたんですね。
その夜、ジャズの演奏会も終わったので帰ろうとすると、マスターに呼び止められたんです。
「今度うちにスゴイ人がくるから、浅子くんね、絶対来た方がいいよ。」って言うんですね。
「それ誰ですか?」って聞いても、「とにかくスゴいから来た方がいい」しか言わないんですよ。
平井:ものすごく怪しいですね。(笑)
浅子:そうなんです。
ただ、私もちょっとミーハーなところもあったので(笑)、そんなに凄いならちょっと行ってみようかなと思って、行ったんですね。
そしたら、そのスゴイ人っていうのが研究所のスタッフだったんです。
それがいわゆる、netenグループとの初めての出会いでした。
平井:”スゴイ人”が、実はnetenの人だったと。
浅子:ただそのときは、衝撃でしたね。
当時の最高機種だったロゴストロンの大型機が目の前にドンって置かれて、これは言霊の力をテクノロジーにしたもので、祓いの効果が凄いあるからこの機械の上に願い事を書いた紙を置いてみましょう、みたいなところから始まって。
平井:いきなり大型機から入ったんですね。
浅子:そのときに「祓い」「鎮魂」「言霊」「ロゴストロン」の話を一気にしてくださったんです。
その話の中で、1年前にパソコンで調べた、「白川」と「七沢賢治」という2つの言葉が出てきたんですよ。
もう「うわー」って思って。
「祓い」「鎮魂」「言霊」の叡智、それがずっと気になっていた1年前のキーワードとともに洪水のように流れ込んできて、とにかくスゴイ衝撃でした。
平井:なるほど。
浅子:それだけでなく、そのスタッフの方が鎮魂石をお持ちだったので、そのとき鎮魂を初めてさせていただいたんです。
そしたら自分が普段やっている瞑想とは全く違う、清まっていくような感覚を鮮明に感じたんですね。
5分か10分の短い時間だったのですが、終わった瞬間に「素晴らしいですね」という言葉が、自然と口をついて出てきたことを昨日のことのように覚えています。
平井:究極的な瞑想をやっていた浅子さんが思わず「素晴らしい」と言ったんですね。
浅子:瞑想をやっていると落ち着く感じはあるのですが、鎮魂をすると、それだけではない懐かしさや息づく感覚も感じたんですね。
自分が学生時代に求めていた「素」に戻れる感覚があって、どんどんとこの世界に惹かれていくようになりました。
平井:瞑想と鎮魂の違いが明確にあったんですね。
浅子:同時に、実は白川の教えを民間にも公開して下さっている七沢研究所(当時)、白川学館というところがあるということも教えていただきました。
それによって、まずは白川学館の会員としてご修行をさせていただくことになったんです。
平井:それにしても、「日本に究極の教えが残っているんじゃないか?」と感じていたところから、白川の教えを学ぶところまでがなんともドラマチックですね。
浅子:そういった展開であったり、ご修行を含めて学ばせていただく中で、「祓い」「鎮魂」「言霊」を一生涯かけてやっていこうと決意するようになりました。
そのなかで自然と、仕事でも関わっていきたいと思うようになったんですね。
当時、鎮魂を教えてくれるワークショップに頻繁に通わせていただいていたのですが、その時お世話になっていたファシリテーターの方に相談してみたんです。
すると、偶然「今募集しているよ」ということで、思い切って応募してみたところ、お仕事をいただけたといった経緯でした。
平井:そのような経緯があったんですね。
浅子さんの軌跡をうかがっていると、ご自身だけの力ではないものが働いているように感じました。
浅子:仰る通りですね。
目に見えないものプラス、昔から「自分の本音を生きたい」という願いがありましたので、不器用ながら、時に周りに心配をかけながらも、自分が求めているものに忠実に生きてきた結果、目に見えない何かがご加勢してくれて、今いる環境に至ることができたのかなっていうのが、率直に感じるところです。
平井:本当にドラマのような展開ですよね。
そうした流れで働くようになり、現在はどのようなお仕事をメインで担当されているのでしょうか?
浅子:一言で表すなら、研究開発における「概念の創造」でしょうか。
製品を通して、その製品をつくる「核(概念)」からも大事なことを学ぶことができるというのが、私たちが提供している製品の一つの特徴なのですが、そういった装置であったり製品を通して、核となる概念や価値をお伝えさせていただくということをメインに担当しています。
どうすれば喜んで意識進化していただけるかということを、常に考えていますね。
浅子:瞑想教室のスタッフをやっていたときから、捉えどころのない、目に見えない、よく分からない世界を言葉にすることが凄く楽しく、また得意なところでもありました。
なので、このグループでもそれを活かしたいと思っていまして、今は有難いことに、ピッタリ合ったことをさせていただいていると思います。
平井:「概念の創造」ですか。
白川の教えを継承することが、「創造」することにもつながっているわけですね。
浅子:netenをはじめとするグループでは、もちろんロゴストロンの開発だったり、古神道の叡智をお伝えすることを行っているのですが、それと並んで大切なところは、「概念の創造」なんです。
まず七沢代表の発案から開発がスタートするのですが、ロゴストロンをはじめとする、すべての製品も、まず概念がないと形にならないんですね。
概念を作るところから始めるっていう企業、組織はどこにもないと思います。
でも、「概念」こそが本当にものづくりの一番大切なところですし、それを分かりやすい「説明知」としてお伝えしていくことが重要なことだと思っています。
今後も、様々なプロジェクトや製品を通して概念と価値を創造し、そのベースにある「祓い」「鎮魂」「言霊」の叡智とともに、分かりやすいものとして多くのみなさまにお届けしていきたいと考えています。
平井:ありがとうございます。
日々のやりとりの中では、ここまで詳細にお伺いする機会がなかったので、今回お伺いできて嬉しいです。
最後に、「とほかみProject」に参加してくださっているみなさまへメッセージをお願いします。
浅子:これからは「とほかみえみため」がもたらすものを、リアルに生きていくフェーズに入ります。
個々に分離されてるような世界が今広がりを見せていますが、「とほかみProject」を通じて、それとは逆行するような、人として大切なものを大切にできる世界を創るために、みなさんとますます繋がっていきたいと思っています。
そして、そのような世界を創るためのノウハウは、研究所にすべてあります。
「とほかみえみため」「祓い」「鎮魂」「言霊」という究極的な教えを起点にして、本当に大事なところでみなさんと繋がり、みなさんと共に生きていきたいと思っています。
最後にお伝えしたいのは、本当にこのプロジェクトに出会ってくれて、参加してくれて、それだけで「ありがとう」という気持ちです。
「とほかみえみため」がもたらす世界をともに創造できるようなみなさんと出逢えたことに、本当に感謝をしています。
日々お届けしている「エクレル」や「みえます」の記事を通して、何よりもこの感謝の気持ちが届くようにといつも願っています。
もちろんこれからも、感謝をお届けしていきますし、みなさんが本当に大切にしたいものを大切にできる生き方を、一緒に叶えていきたいなと思います。
あたたかなご縁をいただき、本当にありがとうございます。
これからもどうぞ益々、よろしくお願いいたします。
平井:瞑想によって、ご自身の中でも大きな変化があったということですが、それだけではなく、瞑想をキッカケに大島さんと出会うんですよね?