【エクレル講師座談会 vol.7】コロナ時代を平安に生きるために必要なこと(前編)

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好評をいただいているエクレル講師陣による座談会の第7弾をお届けします。

今回は大島さん、石原さん、阿蘇さんの3名で、
このコロナ時代を平安に生きるために必要なポイントを話し合っていただきました。

大島:皆さん、こんにちは。
この座談会シリーズも大好評をいただいています。
今日も石原さん、阿蘇さんと一緒にお送りさせていただきます。
先日また、コロナの緊急事態宣言が出されました。
本当に去年からコロナが流行して、ライフスタイルや皆さまの心のあり様が、相当変わってきたと思います。
このようなご時世に、「どうやったら平安に生きていけるか」とか、「どうやって生きていったらいいのか」とかということを、今回は改めて取り上げていきたいと考えています。
今、巷では多くの方が、悩みを抱えていて、そういう相談が寄せられる場所っていうのが結構あるみたいですね。

石原:そうですね。
私たちは『終の住処プロジェクト』という「みんなが安心できる社会づくりの基盤を作ろう」という活動を行っています。
そこで色々とリサーチをしていますと、生活支援というようなレベルの中で、関連機関に様々な悩みが届いていますね。
今の時期は、やはりコロナが一つのキーワードになっていると感じました。

幾つかリサーチしたところで申し上げると、「コロナが流行してから、死を身近に感じるようになった」とか、「死を身近に感じるようになったから、離婚してずっと会えなかった娘に会いたい」という方がいらっしゃいました。
あと、「やっぱり1人だと不安。寂しくてすごく結婚したくなったので、婚活サポートをしてほしい」というような方。
他にも「テレワークが増えて、今までになくもうストレスが溜まっている。1人でずっとこもっていると、内側と向かい合わざるを得ない。精神が不安定だと頭も働かず、仕事にならない」と悩んで「マインドフルネスを取り入れたいので教えてほしい」という相談があったり。
それが、一般的な相談機関に寄せられているっていうとこが、かなり切迫しているんだなと感じますね。

大島:死を身近に感じるようになったと。
それを機に、心残りとして会えてない娘に会いたいとか、それは「自分にとっては本当に大切なこと」に気づくきっかけにはなっているのかなっていうのはありますけれど。
一方で、それによって不安で、不安で、とりあえず1人では嫌だから、とりあえず一緒に過ごせる人いないかなとか、自分自身のあり様として、いろんな方向性にいきますね。
だから、自分を客観的に見ると、危機に面した時の自分の行動パターンを、改めて見つめ直す機会ではあるかなというのはありますけれどね。

阿蘇:そうですね。
やっぱり、日々忙しかったり、ずっとルーティン化した日常では目を背けていた、本当は大事ところに向き合わざるを得なくなりますよね。
そこで現れてくることは、心の不安定さであったり、本来できることだけど、タイミングを逃してできていなかったことが結構多いような感じがしますよね。

石原:今回の自粛やテレワークで大変だなと思うのが、本人だけじゃなく、家族で悩み苦しみが連鎖していますよね。
夫がテレワークで一緒に家にいるようになって、朝からアルコールを飲むようになってしまってDVが増えた、ということも問題になっています。
DVが通常出勤していたときよりひどくなって、秘密裏に離婚を進めたいという事例もありました。
子どもたちもずっと家にいるので、子どもたちの面倒をみると、テレワークの仕事が手につかないとか。家族みんなで過ごす時間が増えて、お互いに悩みや問題がぶつかりあって、また増幅しているところがあります。

阿蘇:やっぱり、家族といえども他人というか、個性がまるで違うということもありますよね。
話して分かり合える部分もあるし、そうでない部分もある。
それは、目に見えない、先祖的な問題が大きく関わっている所もあるのではないでしょうか。
なので「とほかみえみため」で、先祖のそういった無念とか、因縁とか、そういうものも含めた領域で扱えるかどうかというので、全然違ってくると思いますよね。

石原:そうですね、「とほかみえみため」が活きてきますよね。

大島:自覚があるにしろ、ないにしろ、みんなが一種のパニック状態になっているときじゃないですか。
こういう問題を抱えたときって、どうしても人間はIQが下がってしまうんですよね。
ただ、本人はIQが下がったことに気づいていないので、その混乱した頭でなんとか解決しようとしても、大体、溺れる人がワラを掴んで沈んでしまうようなものなんです。
その辺り気をつけていただきたいので、「とほかみえみため」っていうのはすごく便利と言いますか、何かパニック状態の中で何かを選択しようと思ったときに、その前にしっかりと「とほかみえみため」を唱えていったん落ち着きましょうと。
そして、落ち着いた状態で選択すると、また違うものが見えてくるようになるんですよね。
それを続けていくと、やはり自分自身のあり方が変わり、自分自身の問題っていうものも解決していく方向の流れに進んでいきます。
とにかく、頭が混乱しているときは選択しないほうがいいですよね。
それと、今まで出てきたような事例は、第三者に相談しているならまだいいんですけれど、相談もしないで、自分でもうバタバタと急いで選択してしまうと、より混乱のドツボに落ちていってしまう人もたくさんいると思います。

石原:「ヤマアラシのジレンマ」もありますね。
周りの人が鬱陶しいんだけど、交流しないと寂しい。
でも、交流するとまた苦しいっていう。
そこで、目の前の人との付き合いが苦しかったら、素敵な出会いをして結婚をしたらなんとかなるんじゃないかみたいな。
それも目に見える、肉体を持った人間で、自分のことを満たしてくれる人がいるんじゃないかって探しがちですよね。
もしいたとしても時間がかかるし、時間をかけても叶うかどうか分からないということを考えると、「とほかみえみため」で先祖につながるということは素晴らしいと思います。
肉体はなくても、いつも側にいてくれる、いつも自分の中にあるエネルギーに気づくっていうことなんです。
これも最初、ひょっとしたらトレーニングが必要かもしれませんが、気づこうと思うことによって、実感するようになりますからね。

だから、目の前のDVをする人に対して「やめてよ」と抗議して、相手を正そうとする方法もありますが、余計ひどくなる可能性も高いですよね。
それよりも「とほかみえみため」を唱えながら、ご先祖さまに「今、本当に辛いんですよ。だけど、なんとか頑張ります」って言いながら、また「とほかみえみため」を唱えたほうが、ずっと良いかもしれません。
愚痴をこぼすなら目の前の人にぶつけるんじゃなくて、見えないけれどずっといる遠津御祖神という存在に対して、愚痴をこぼしたほうが良いのではないでしょうか。
「とほかみえみため」を唱えたら、いったん言った愚痴が、根本的なエネルギーで浄化されていく効果もありますしね。

大島:DVの被害を受けている人は、「とほかみえみため」を唱えながら逃げるっていうのも一つありですけどね。

石原:そうですね、DVから逃げるということもありますね。

大島:結局、これも混乱状態の中でパートナーも平常時じゃないので、そういう場合は距離を置いて、落ち着くまでしばらく待ってみるというのも大事になってきますよね。
その辺の判断もやはり、「とほかみえみため」でいったん落ち着いて、落ち着いてから判断したほうがいいかなということがあります。
パートナーの混乱も本当、一時的な場合も結構あると思うんですよね。
今まで優しかった人が突然混乱して変わっているという場合もあると思いますので。

今回はここまでとして、また次回は違った角度で話し合ってみようと思います。


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