エクレルにてコラムを執筆している講師陣の過去や、
netenグループとの出会いに迫る『インタビュー企画:石原さん』の後編です。
まだ、前編をご覧になっていない方はコチラからご覧ください。
後半となる今回は、石原さんの現在の活動について迫ります!
講師=石原さん
インタビュアー=平井
心身統一し、神々と融合する世界へ
石原:あの頃、船井(舩井)会長は、『直観力研究会』などをリッツカールトンでやっていて、経営者が高い会費を払って参加する経営者向けの研究会がありました。
七沢代表も招聘されていたのですね。
船井会長は「波動の専門家」という紹介をしていました。
ですが、私はどちらかというと事業の卓越したところ、白川伯家神道を継承されていることに興味を持ちました。
この古神道はもともと単に「おみち」と呼ばれ、古神道の枠を超え、すべての道の根本を成す内容があります。
平井:なるほど。
石原:しばらくして、大野さんの『言霊はこうして実現する』という本が出て、そこに山梨大の名誉教授の方の「おみち」の体験談が投稿されていたんです。
素晴らしいなと感じました。
心身が統一されて神と融合していく世界や心が澄み渡り修行している和室も、美しく光り輝くようなお話しがあったんです。
これはすごいなと思いましたね。
研究所に行ったときも、おみちを知りたくて来訪していました。
平井:素晴らしい体験談ですね。
七沢先生との出逢いで遠津御祖神の存在を知る
石原:そして、「おみちを体験させていただけませんか?」と言って体験させていただいたんです。
今考えると恐れ多いことですが、その頃はまだ人が少なかったので、七沢代表も気軽に袴に着替えて下さって、お祓いをあげてくださいました。
すると体が回転し始めたのです。
後ろにすごく引っ張られるような回転が始まったりして、「これは何なんでしょうか?」って聞いたら、「それは遠津御祖神の働きで、ご先祖の守護が強いんだ」と言われました。
そのときに「遠津御祖神」という存在を初めて知りました。
石原:遠津御祖神という存在を感じはじめると、仕事もスムーズに進む体験があったんです。
まだ外部の人間ではありましたが、白川の「祓詞」や、「とほかみえみため」の力というのを実感させてもらったというのがありましたね。
平井:それが何年前くらいですか?
石原:東北大震災の前ぐらいだと思うので、2009年、10年辺りだと思いますね。
しばらくは取引先としてのお付き合いでした。
船井グループで、研究所が開発したものの取り扱いをしていたんです。
その時は健康関連の総合商社みたいな立ち位置でしたので。
七沢代表にも何度か講演をしていただきました。
印象的だったのは、東北大震災のときに福島の原発問題が起きて被爆が恐れられるようになり「土壌の被爆を綺麗にする」「体の中に入ってしまった放射性物質を外に出す」ということで、ゼオライトがすごく注目されたんです。
損得抜きで、やらなければいけないことがある
石原:当時、七沢研究所も、ゼオライト製品を扱っていまして、その製品が飛ぶように売れたときに仲介の会社が事業上の不手際で倒産し、七沢研究所と直接やりとりをするようになったんですよ。
研究所と直接取り引きになった途端に、ゼオライト製品がナノ処理されるようになって、品質は上がったのに値段が下がったんです。
「本当に、こんなに価格を下げて大丈夫?」と、他人事ながらこれで利益になるのかなっていう心配するような安価になっていました。
品質が上がったうえで値段が下がっていますからね。
お客さんにも喜んでいただき、多くの人々の役に立とうという姿勢を感じました。
もちろん、事業ですけども、可能な限り損得抜きでやる会社、という印象を持ちました。
平井:まさに公ですね。
石原:当時私たちも大きな講演会を主催しましたが、その中で一度、直前に七沢代表からお断りされそうになったことがあったんです。
それはある面、こちらの運営の仕方が営利的過ぎたのですね。
その時に「先生は何をなさりたいんですか?」と聞いたら、「損得抜きで、大祓いの意味合いを伝えたいんだ」と言われたのです。
そこで「私も損得抜きで動きますので、大祓いの講演会をやりましょう」ということで、何人かのご協力をいただいて、純粋な大祓いの講演会を二日間開催させてもらったんですよね。
平井:石原さんも公だったからこそ、講演会を実現できたわけですね。
石原:あとで代表に「石原さんはあの時あれをやったから、今ここにいるんだ」と、言われました。
取引先と一緒に訪れても、一日中対応してくださいました。
当初の予定が終わり取引先を帰して、私も挨拶して帰ろうと思ったら、たまたま娘さんの誕生日だったんです。
そこで家族と混ざって、なぜか私も誕生会にご一緒させていただいたりしました。
普通あれだけ対応したら、もう疲れて、せめて娘の誕生日ぐらい家族でやりたいだろうと思いますが、そこで誘ってくれる壁のなさにまたびっくりして非常に惹かれました。
損得抜きでお付き合いされる方だなというのはいつも思っていました。
平井:七沢先生のお人柄がよく伝わるエピソードですね。
石原:バイオレゾナンス医学会という、船井会長が「俺の弟分」と言っていた、佐賀大で外科部長をされていた矢山先生というドクターがいるんです。
今は独立して運営されているクリニックが有名になっていますけども。
その方が「振動医学」を追求されていたんです。
生体には色々な共鳴場があります。
ガンはガンの振動周波数があるし、健康な人は健康な周波数がある、ということです。
ガンになってしまった人も、健康な人の周波数に戻してあげる、そのような医学の研究、普及に勤められていたのですね。
「振動」「波動」という言い方をしていますけれども、健康な人の振動に戻してあげれば病は癒えるっていう研究が、ドイツやロシアでは進んでいるんですね。
そのような医学会を立ち上げていたんです。
平井:「健康」と「波動」の関係を医学的な観点から捉えるのは、興味があります。
石原:その研究会に行った時、懇親会で隣に座っていたのが七沢久子先生。
七沢代表の奥様だったんですね。
はじめはまったく知らなくて、とても明るい方がいらっしゃるな、よく笑う方だなと思っていました。
そしたら途中で「七沢賢治の妻でございます」みたいな感じで、そこからもご縁を感じていましたね。
平井:それはまたすごいご縁ですね。
そういった流れがあって、今、白川に入られて何年くらいでしょうか。
石原:ご縁をいただいて、おみちを体験させて頂いてからは10年くらいになります。
本格的な修行に入って7年目ですね。
まだ白川学館ができる前、白川を一般公開する前でも、「とほかみえみため」もろくに知らない状態の時、「祓いに始まり祓いに終わる」という言葉だけを心の中で繰り返すだけでもすごい効果があったんですよ。
先程も言いましたが。
だから「これ本当にすごいんだな」と思って、始めさせていただきました。
テクノロジーと祭祀の力で世界中を幸せに
平井:ありがとうございます。
本格的に関わり出して6年ほどということですが、今はどういったプロジェクトに注力されているのでしょうか。
石原:みえます関連以外でも様々なことに関わっていますが、ひとつはロゴストロン大型機という強力な発振機と白川の伝統的な祭祀を融合して「個人の幸せだけでなく、世界中を幸せにする」というところを実践する会を担当させていただいています。
ちょうど先程も、代表からパッと電話がきて「ちょうど今、アルメニアとかアゼルバイジャンとか国境紛争が今激しくなってきているので、そういうところの世界平和に繋がる世界規模の発信を改めてしよう」というのがまさにありました。
平井:まさに世界の平和まで考えていらっしゃるんですね。
石原:あと和の世界は「みんなで発展していって幸せになっていこう」ということを生涯実践する場ですから、それを実現する「終の住処」というプロジェクトですね。
生涯を通して気の合った仲間達が祓い・鎮魂・言霊を深めながら、社会貢献できる場。
衣食住の心配なく、病気になっても周りに面倒を見てくれる仲間がいたり
、あるいは早く病気が良くなる情報が集まってくるような場。
「みえます」もですが「何があっても大丈夫」というつながりを生み出すプロジェクトに関わっています。
死ぬときも、祓いを仲間が奏上してくれる中で心安らかに旅立って、来世も幸せに生きられるように。
まずそういうところからですね。
もちろん晩年だけではなくて、若い頃からですので、人生をトータルに網羅した「終の住処プロジェクト」を推進しています。
また、それ以外では、「チャイルドアーツアカデミー」という子供に対するプロジェクトも関わっています。
全人生通して本当に助け合えるコミュニティ作りですね。
この2つが今、大きい部分ですかね。
平井:ありがとうございます。
最後に、「とほかみプロジェクト」が本格的に始まって10ヵ月くらい経ちましたが、今後どういったところに向かっていきたいのかを、読者の皆さんにメッセージをいただけないでしょうか。
エクレルをご覧の方へ 石原さんからメッセージ
石原:このインタビューを通して申し上げてきた「とほかみえみため」を含む祓い・鎮魂・言霊を生涯を通して追求していただければと思います。
「みえます」でお伝えしている「とほかみえみため」の奥には広大深淵な世界が拡がっています。
「とほかみえみため」と言っても、最初は言葉遊びのように感じる人もいるかもしれません。
すぐにパッと効果を感じている方も多いですが、人によっては、まだよく分からないという方もいると思います。
あるいは、唱えているうちに退屈したり、雑念が出てくるかもしれません。
けれども、それを超えたところで、いきなり深い世界にガーっと入り、現実もガラガラっと変わっていくものです。
そして、そのような深い世界を早く共有しようと思ったら、「みえます」のような情報網を通して繋がり続けるということが必要です。
「とほかみえみため」や祓い・鎮魂・言霊に様々な角度から触れ、情報圧を高めることが真髄を体得する鍵だからです。
さきほども申し上げたように、内側の意識と現実との繋がりが分かってきます。
すると徐々にその人の得意分野が発揮され、個性を発揮できる環境が整ってきます。
お互いに長所を活かせる場で、生涯に渡って衣食住を助け合うような仲間として、この「みえます」が発展していく。
それを共に目指せればと思いますので、今後も「生涯の友」としてのお付き合いをしていただければと思います。
平井:前回は、七沢代表との出会いなどについて、お話しをお伺いしました。
もう少し詳しくお伺いできますでしょうか。