古代の社会階層

歴史


皆さん、こんにちは!
石原政樹です。


今回は前回ご紹介した、

カミ(神)
キミ(君)
オミ(臣)
タミ(民)
イミ(忌)

という階層についてお話しします。
少しカタい内容ですが、ついてきてくださいね♪


各階層の関連性ですが、順序としてカミ(神)のはたらきを、キミ(君)が受け取り、オミ(臣)に降ろし、オミがタミ(民)に施行して、
政治が成り立ちます。
その過程で生じた穢れを吹き送る役割がイミ(忌)ということになります。


上記の理由から、祭祀を司る神祇官が政治を司る太政官の上にあったのは当然のことでした。


カミのはたらきを迎えるキミとしては、祓い清めがとても大切になります。
それは言い方を変えるとカミを迎えるための「器」を作るということです。


カミを迎える器を作るので、白川伯家神道は「器教」とも呼ばれます。
器を作るために徹底的な祓い清めを行います。
白川が「祓いにはじまり、祓いに終わる」と言われる所以です。


その際奏上されたのが「とほかみえみため」でした。

ABOUT US

禅僧の祖父の影響で、子どもの頃から禅や各種瞑想に親しむ。20代後半、10時間を超える瞑想中にエネルギーが覚醒、一切の存在と融合するという神秘体験をする。
その後、少林拳、少林武術、太極拳、古武術、レイキ、気功、気導術、ヴィパッサナー、肥田式強健術、等を学ぶ。崇山少林寺では14代館長釈永信管長より、動功の免許を拝受。
現在はneten株式会社顧問・白川伯家神道を継承する一般社団法人白川学館理事を勤める。
祓い・鎮魂・言霊・netenテクノロジーこそが時代のあらゆる局面を解決できる鍵であることを実感、その普及に尽力している

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22 件のコメント

  • とほかみえみため
    の8文字7音に違和感があるのですが、いかがですか。
    とほかみえひため
    で8文字8音ですが、いかがですか。
    クニトコタチ ミナカヌシの8王子が
    と ほ か み え ひ た め
    ですが、天皇家に伝わる言霊として、キミからオミ、そしてタミに降ろされる時に、
    ひ を み に変える理由があると理解すべきでしょうか。
    納得のいく回答をお願いします。

    • ほつまつたえでは、トホカミエヒタメ、です。つまり造化の八神のことを指します。つまり、ほつまつたえ認めたをるか否かです。

  • 毎度貴重な学びをお送り頂き有難うございます。
    階層「忌み」についての質問ですが、「その過程で生じた穢れを吹き送る役割がイミ(忌)ということになります。」とありますが 穢れを吹き送る役割に付いてもう少し詳しく教えて頂ければと思います。
    よろしくお願いい申し上げます。

  • とほかみえひため
    と言うのを聴いたことがあるのですが、
    ひ→み
    は何か意味があるのですか?
    他にもこう言う事が良くありますが、
    大切な言霊の音なので、意味がある様でしたら教えて頂けたら幸いです。

    • コメントありがとうございます。
      【とほかみプロジェクト】事務局でございます。

      『とほかみえひため』につきまして、
      ーーー

      「とほかみえひため」のことは秀真伝を通じ
      十分知っているところですが、
      天皇が唱えるのは、「とほかみえみため」であり、
      白川はその言葉で千年を過ごしてきました。

      その白川神道では「えひため」よりも「えみため」の方が
      効果があるので、そのようになったと伝承されています。

      また、一般の方には本当のことを教えないのが、
      天皇の作法とされてきました。

      それらが混乱を招いた側面もあるでしょう。

      ーーー
      と大野先生よりご回答をいただいております。
      ご参考にしていただければ幸いです。

      • とほかみえみためー7,3次元

        とほかみえひためー7,0次元

        0,3違うだけでもかなりです。

        地球は、3,9次元まで上がってきました。

  • 白川神道は器教とのこと、存じませんでした。器は、日常の中でも、人としての大きさを表す言葉の一つとして使われますが、それは器一つの意味に過ぎず、もっと広く、深い意味を含むのですね?いつも、知りたい事、気付きを頂けるこのコラム拝見するのが楽しみです。ありがとうございます。

  • 『カミを迎えるための「器」を作る』のがキミ(君)との事、そのあとオミ(臣)はどのように
    それを受け取り、どのようにタミ(民)に流したのでしょうか?

    オミ(臣)の役割をもっと詳しく知りたいです!

    又、オミ(臣)は今の現代に当てはめたら、どのような働き(役割)になるのでしょうか?
    知りたいです!

  • 私共では、通路に徹する様にと、いわれますが、まさしく器そのもの。自分が、自分の力で、出すものではないのですよね。言霊のことです。その場で、真剣な顔をして、通路に徹しようとしても、簡単に出来るものではありません。すべては、共鳴の法則というか波長の法則というか、周波数が合わなければ、通路にはなれません。その為には、日常の言、行、想の愛と奉仕による、幽体浄化が、不可欠となりますが、それに付け加えるとしたら、万物への声かけ。、つまり、人だけでなく、樹や草や、花や車や鉛筆にも。おはよう。こんにちは。などと声をかけ、万物に生命を吹き込むこと。こうしているうちにだんだんワンネスの本当の愛を持つ人に、変わっていけるのだと、教えます。そして、今、私は、白川の教えの入り口に辿り着きました。これからが、楽しみで仕方ありません。では、また。

  • とほかみえみため、という祝詞言葉は、ただ念ずればよいだけなのでしょうか。
    仏教の祈り言葉は梵語を音読したものと聞いております。
    情報のない時代に生活されてきた方々は、数珠を回して念仏をとなえておれば、極楽に行けると信じていた、と聞いております

    知らしめることなく、念ずれば良しでは言葉(言霊)を大切に思い、その一語に対しての解釈が不十分な気が致します。

    浅学の為、よくわかるようなゆるり(?)とした解説をおねがいできますでしょうか

  • 以前のコラムを読み返し、コメントしております。「とほかみえみため」と、「とほかみえひため」とどちらが正しいのかとのことを取り上げる方多いのですね。私は、それ以前の意志というか、意識の発動の方が先にあるのではないかと思うのです言葉になる直前の瞬間の意志、意識が、ゼロポイント、中今であると思うので、言葉にした途端にすでに過去というふうに、私は以前から捉えておりましたのでそこをあまりこだわる必要があるとも思えないのですが間違っていますか?学問的には大事な事なのでしょうが、そのこだわりは、その本質を見誤る危険を伴うと思うのですが、其れは違うのでしょうか?